ミニマリストふう

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HSPって?刺激に敏感な人たち

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こんにちは

今回はHSPについて書いてみたいと思います

疲れやすい、細かいことが気になり集中できない、大きな音や眩しい光が苦手・・・

といった方はもしかしたらHSPに当てはまるかもしれません

実は僕もそのうちの1人で以前から過敏な体質に悩まされてきました

HSPがどういったものなのか?

参考になれば幸いです

 

▽目次

 

HSPとは?

まずHSPの意味についてですが、正式名称は

Highly Sensitive Person(ハイリー センシティブ パーソン)

それぞれの頭文字からとってHSPと呼んでいます

意味は直訳すれば

「感度の高い人々」

日本語に言い換えれば

「とても敏感な人たち」「繊細な人」「感受性の高い人」

と言えるでしょう

 些細な変化や他人の感情に気づく能力が高く共感力が強い一方で、センサーがいつもフル稼働しているような状態で神経が高ぶりやすく、疲労を感じやすいため疲れやすい傾向にあるようです

 

HSPであることは変わらない

またこのHSPは本人の持って生まれた気質であるとのこと

性格のように変えられるものではなく、気質は大きくは変わらないようです

HSPは病気ではありませんので治すことはできません

一生付き合っていくことになるので

「どう克服するか」

といった考えるよりも

「どうやったらうまく付き合っていけるだろうか」

と前向きに捉えるほうが合っているようです

 

 

 過敏な人は周りにもいる?

それとこのHSPですが調査結果によると「自分のことを極端に過敏である」とアンケートで答えた方が300人の内、20%の割合でいたとのこと

つまり5人に1人が自分のことを過敏だと認識しているといった結果があるようです

少数派ではありますが周りを見渡してみると、意外と自分と同じように過敏な方がいるかもしれませんね

またHSPの人は周囲の変化に敏感なため人類の生存に貢献してきた、との説もあるようです

動物の世界にもこの気質はあるようで敏感さからくる状況判断、危機回避能力は生存に欠かせない要素にもなっています

敏感であることは決して欠点ではないということですね

 

 

 

HSPの症状やその種類

自分が参考にした本には以下の4つの特徴が記載されていました

  1. 真面目で良心的のため気苦労が多い
  2. 他人の気分や感情に振り回されて疲れる
  3. 人に見られているのがストレスになる
  4. 音や光、においなど環境の変化に敏感

 

自分の症状

今度は自分の症状について、いくつか挙げてみます

本に載っている項目をチェックして、自分が当てはまる症状を一覧にしてみました

  • あがり症で人前でなにかするのが怖い
  • 感じ方や考え方にクセがあり「勝手に思い込む、出来事を深読みしてしまう、〜べき思考」になることがある
  • 視線が気になる
  • バス、電車、スーパー、映画館、ライブ会場など人混みが苦手
  • 疲れやすい
  • 飲み会や懇親会など大人数の場が苦手
  • 他人との境界線が薄いため相手の感情に引っ張られやすい
  • 孤独感を感じやすい
  • 他人の会話が気になる
  • 周囲の雑音が気になり集中できない
  • 変化があると過敏に反応してしまい慣れるまで緊張や不安が続く
  • 叱れられている人を見ると自分が言われているように感じ萎縮する

自分の場合は感覚が過敏というよりも、人がいる所・考え方に癖があるなど対人関係の点で敏感のようでした

 

▼参考にしたのがこちら。HSP入門におすすめ

これらの他にも項目がありますので気になった方は書店で手にとってみてください

過敏すぎることへの対策なども載っていますので参考になるかと思います

個人的にイラスト多めで文字も大きく読みやすかったので、普段本を読まない方・活字が苦手な方などにオススメの本です

それらの対策

僕は特に対人関係に敏感になる傾向があるようです

その日の調子によっては全く気にしないこともあれば、非常に気になる時もありますが基本的には「人がいる所」になると反応しやすいです

現在取り組んでいる対策だと

  1. なにかモノをいじって気を紛らす
  2. 瞑想(取捨選択がしやすくなる)

この2つに取り組んでいます

1については

僕自身周りに意識が行きやすいので、なにかを持って触ることで手に意識を持っていくため

2では

瞑想では主に物事の取捨選択に役立つと思いますが、僕の場合は人の取捨選択をしています

毎日顔を合わせる人、それほど親しくない人、知らない人…といった感じで区別をして意識する人、しない人を意図的に分けています

相手との距離感を意識する、といった感じでしょうか

それで上手くいく時もあれば、しっくりこないときもあります。

また瞑想をすることで過敏になっている神経や思考を休ませる、といった効果もありますね

今のところはこの2つです

対策については模索中ですね

今後も他に方法がないか調べていきたいと思います

 

HSPに当てはまるかのチェックリスト

HSP診断と検索するといくつかの診断サイトが出てきます

僕が参考にしたサイトがこちらです

Are You Highly Sensitive?

自分がHSPかどうか気になる方は一度診断してみるといいかもしれません

ただし、その日の調子によって結果が変わることが僕自身あります

当てはまる時もあれば、当てはまらない時もありますね

あくまで基準の一つですので診断結果に左右されず

「自分はこういう傾向があるんだ」

と認識していきたいですね

 

まとめ

僕は以前から他人と比べて、仕事でもプライベートでも

「すぐ疲れてしまうな」

と感じていました

みんなと同じように行動し続けることができない自分に疑問を感じ、それを克服しようとジムに通って体力をつけようと改善するように努めていましたが、

いくらトレーニングや運動を続けていても他人のように活動し続けることができず

「自分がおかしいのだろうか…」

と自分を責めることもありました

 

ですがHSPという言葉を知ったおかげで

「そういう体質だったんだ!」

と自分のことを認められたように思い心がラクになりました

 

HSPと呼ばれる敏感な人達がいる

HSPは病気ではなく、持って生まれた特性なんだ

といったことを知っていただけたら幸いです